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山口源とは?

やまぐちげん

山口源は新潟県出身の版画家で、木版画に日本の風土と民衆の暮らしを描き続けた昭和期の代表的な作家です。

山口源(やまぐち げん、1896〜1976年)は、新潟県出身の版画家です。日本の近代版画が油絵的な表現から独自の道を模索していた時代に、民衆の生活や農村風景、雪国の情景を木版画で丹念に刻み続けました。

創作版画運動が盛んになった大正から昭和にかけて活動を始め、みずから下絵を描き・彫り・摺るという一貫した制作スタイルを貫きました。彼の版画は、線の力強さと余白の使い方が特徴的で、素朴さの中に鋭い観察眼が光ります。

民衆の日常や農作業の場面、市場や祭りなど、暮らしに根ざした題材を多く手がけたことから、「民衆版画家」とも評されます。こうした作風は柳宗悦が提唱した民藝運動の精神とも通じており、日常の中にひそむ美を可視化する試みとして高く評価されています。

山口源の版画は現在も美術館や個人コレクターに大切に所蔵されており、昭和の版画史を語る上で欠かせない存在です。

使い方・例文

版画史の書籍や地域ゆかりの美術館で、昭和の創作版画家として山口源の作品や経歴が紹介されています。

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