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容量市場とは?

ようりょうしじょう

容量市場とは、将来にわた電力を安定供給するために必要な発電設備の供給力を取引する電力の仕組みです。

容量市場とは、電気を安定して供給し続けるために必要な発電設備の「供給力(キロワット)」そのものを取引の対象とする仕組みのことです。実際に発電された電気(キロワット時)を売買する通常の電力市場とは異なり、将来の一定時点で必要とされる発電能力をあらかじめ確保しておくことを目的としています。

背景には、電力自由化が進んだことで発電事業者が採算の見通しにくい発電設備への投資を控えるようになり、将来的に電力の供給力が不足するおそれがあるという課題があります。そこで、発電事業者が発電設備を維持・確保することに対して対価を支払う仕組みとして、容量市場が導入されました。

具体的には、電力の需要を管理する機関が数年後に必要となる供給力の量を見積もり、発電事業者などがその供給力を提供することを約束してオークション形式で取引を行います。落札した事業者には対価が支払われる一方、電力を利用する事業者や消費者は、その費用を電気料金の一部として負担することになります。

容量市場は、電力の安定供給を将来にわたって維持するための重要な仕組みとして位置づけられていますが、電気料金への影響なども含めて議論が続けられています。

使い方・例文

容量市場での取引を通じて発電事業者に将来の収入の見通しが与えられることで、老朽化した発電所の維持や新設への投資が促されると期待されています。

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