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好酸球とは?

こうさんきゅう

好酸球とは、白血球の一種で、アレルギー反応や寄生虫感染の際に重要な役割を果たす免疫細胞です。血液中での割合は少ないながら、強力な炎症作用を持ちます。

好酸球(こうさんきゅう、eosinophil)は顆粒球に分類される白血球の一種で、細胞質内に大量オレンジ〜赤色に染まる顆粒(エオジン好性顆粒)を持つのが特徴です。骨髄で産生され、血液中での割合は白血球全体の1〜6%程度と少なく、組織(特に消化管・肺・皮膚)に多く分布しています。

好酸球の主なはたらきは次のとおりです。

  • 寄生虫(蠕虫類)への攻撃:抗体でコーティングされた寄生虫に結合し、顆粒内の毒性タンパク質(主要塩基性タンパク・エオシンフィルペルオキシダーゼなど)を放出して破壊する
  • アレルギー・喘息への関与:IgEを介したアレルギー反応で活性化され、炎症を増幅させる
  • サイトカイン産生:IL-4・IL-5・IL-13などを産生し、免疫応答を調節する

血液中の好酸球数が増加する「好酸球増多症」は、アレルギー疾患(気管支喘息・アトピー性皮膚炎)、寄生虫感染、薬剤アレルギー、好酸球性肉芽腫症などで見られます。近年では重症喘息に対して好酸球を標的にした生物学的製剤が開発・使用されています。

使い方・例文

「血液検査で好酸球数が高値を示した場合、アレルギー疾患や寄生虫感染の可能性を念頭に追加検査が行われます。」

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