太神楽とは?
だいかぐら
太神楽とは、神楽を起源とする日本の伝統的な曲芸・雑芸で、傘回しや皿回しなどの技が特徴です。
太神楽(だいかぐら)とは、日本の伝統芸能の一種で、神社の祭礼に奉納する神楽を起源としながらも、民間の曲芸や大道芸として発展した芸能です。その名は「大神楽」とも書き、神への奉仕から始まった芸として神聖さを含意しています。
- 伊勢太神楽:三重県伊勢地方を発祥とし、全国各地を廻りながら神楽を奉納した「太神楽師」の芸。御祓いの意味合いが強い。
- 江戸太神楽:江戸時代に都市の民衆芸能として発展したもので、曲芸的な技を中心に演じる。落語や漫才とともに寄席で演じられ、現代でも続く。
代表的な演目としては、傘の上で毬・土瓶・桝などをバランスよく回し続ける「傘回し」、口にくわえた棒の上で物を操る「口上」、皿や鞠を複数同時に回す技などが挙げられます。現在も寄席の演目として親しまれており、江戸太神楽の系統は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
太神楽は神事と芸能が融合した日本文化の象徴的な例であり、その技巧と歴史的な背景から高い文化的価値を持ちます。
使い方・例文
お正月の寄席番組や神社の祭典で、傘の先端にさまざまな道具を乗せてバランスを取り続ける芸を見たことがある方も多いでしょう。それが太神楽の代表的な演目「傘回し」です。
この用語をシェア
最終更新: