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天地(てんち)とは?

てんち

天地(てんち)とは、組版・印刷において「天(上)」と「地(下)」を合わせた用語で、紙面や版面上下方向を指す言葉です。

天地(てんち)とは、組版・印刷・製本の分野において、紙面や版の上下方向を示す用語です。「天(てん)」が紙面や本の上側(頭)を、「地(ち)」が下側(足)を指し、これを合わせて「天地」と呼びます。

用語の由来と意味
「天」は空・上を意味し、「地」は大地・下を意味する漢字から来ており、古くから書物の上下を表す言葉として使われてきました。本の上辺を「天」、下辺を「地」と呼ぶほか、左辺は「のど(喉)」または「小口(こぐち)」、右辺は「小口」または「天地」に対する「左右」として区別されます。

組版・レイアウトでの使われ方
天地の概念は、以下のような場面で用いられます。

  • 余白の設定:天側の余白(天マージン)・地側の余白(地マージン)として版面設計に使用
  • 天地逆:印刷物の上下が逆になった状態(天地逆の印刷ミス)
  • 天地サイズ:版面または仕上がりの縦寸法を指す場合もある
  • 柱の位置:柱(ページ番号や書名)を天側・地側のどちらに置くかの指定

書籍・雑誌での重要性
書籍の設計では、天地の余白バランスが読みやすさや美しさに直結します。一般に、天の余白より地の余白をやや広くとることで、安定感のある版面が得られます。また、「天アキ」「地アキ」という表現で段落前後の空白量を指定することもあります。

使い方・例文

本のレイアウトを設計する際、「天15mm・地20mm」のように余白を指定して版面の位置を決めます。また印刷事故として「天地逆」という上下が入れ替わったミスが起こることもあります。

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