北京官話とは?
ぺきんかんわ
中国の首都・北京を中心に話される中国語の方言群で、現代中国語の標準語(普通話)の基礎となった言語です。
北京官話(ペキンかんわ)とは、中国北部・北京とその周辺地域で話される中国語の方言グループです。「官話(かんわ)」はもともと「官僚の言葉」を意味し、清朝以降の行政・外交で共通語として使われた経緯があります。
北京官話は中国語の方言大別である「七大方言(官話・呉語・閩語・粤語など)」の中の官話方言のさらに下位区分にあたり、北方官話の中心的な位置を占めます。その音韻・語彙・文法的特徴が、現代中国の標準語「普通話(プートンファ)」の基礎として採用されたことから、中国語学習や言語政策の上で特別な重要性を持ちます。
音韻面での特徴として、声調は4種類(陰平・陽平・上声・去声)と軽声があり、南方方言と比べて声調の数が少ないとされます。また、入声(促音便のような音節末子音)が消失していることも大きな特徴です。語末に「儿(アル)化」と呼ばれる巻き舌音が付く現象も北京官話ならではのアクセントです。
現代では「普通話」と「北京官話」は厳密には区別されますが、日常的にはほぼ同義で使われることもあります。中国語教育・外国語としての中国語学習は、この北京官話をベースにした普通話を対象として行われています。
使い方・例文
中国語の語学教材では、北京官話をもとにした発音が標準として採用されており、「儿化」と呼ばれる巻き舌の特徴が学習の一つの焦点となる。
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