偽金とは?
にせきん
偽金とは、国家や権限なき者が本物に似せて不正に製造した貨幣・通貨のことです。
偽金(にせがね・ぎきん)とは、正規の発行権限を持たない者が、流通している本物の貨幣や紙幣に似せて不正に製造した模造通貨のことを指します。古代から現代に至るまで、あらゆる社会で繰り返されてきた経済犯罪のひとつです。
歴史的には、金貨や銀貨の時代から偽金づくりは行われていました。金属の含有量を減らして重量や外観だけを本物に似せる手法が一般的でした。紙幣の時代になると、印刷技術を用いた精巧な偽造が問題となり、各国は透かし・ホログラム・特殊インクなど高度な偽造防止技術を導入しています。
偽金が社会に与える影響は深刻で、主に次の点が挙げられます。
- 物価の不安定化・インフレ促進
- 通貨への信頼低下
- 正規の経済活動の攪乱
- 被害者(受け取った個人・店舗)の直接的な金銭被害
日本では通貨偽造は刑法第148条以下で規定されており、製造・行使(使用)・輸入などの行為に対して無期または3年以上の懲役という重い刑罰が科されます。国際的にも通貨偽造は重大犯罪として扱われ、インターポールなどが国境を越えて取り締まりを行っています。デジタル決済が普及した現代でも、紙幣・硬貨の偽造は依然として各国政府にとって重要な安全保障課題のひとつです。
使い方・例文
コンビニのレジで見慣れない質感の千円札が持ち込まれ、後に偽金と判明するといった事例が国内でも報告されています。受け取った店員や個人は被害者となるため、日頃から紙幣の透かしや印刷品質を確認する習慣が重要です。
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