ロイ・アンダーソンとは?
ろいあんだーそん
ロイ・アンダーソンとは、スウェーデンの映画監督で、静的で詩的な映像美と人間の哀しみをユーモラスに描くスタイルが特徴的な、ヨーロッパ映画界で独自の地位を築いた作家です。
ロイ・アンダーソン(Roy Andersson、1943年生まれ)は、スウェーデン・ヨーテボリ出身の映画監督・脚本家です。長編映画の本数は少ないながらも、その独創的なスタイルで国際的な映画祭から高く評価されています。
アンダーソンの映画の最大の特徴は、固定カメラによる長回しと舞台美術のような室内セット、青白く抑えた色調の映像美にあります。登場人物の顔は白塗りで統一され、セリフや動作は最小限に抑えられており、まるで絵画や舞台を見ているような感覚を観客に与えます。
代表作として「リビング」三部作が知られています。
- 『みにくい人間の歌』(2000年)
- 『愛おしき隣人』(2007年)
- 『さよなら、人類』(2014年)
『さよなら、人類』はヴェネツィア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞を受賞し、世界の映画ファンにその名が広く知られるきっかけとなりました。人間の存在や死、孤独といった普遍的なテーマを、ブラックユーモアを交えて静かに問いかける作風は、他の監督には見られない独自の美学を体現しています。
使い方・例文
「ロイ・アンダーソンの映画は固定カメラと白塗りの俳優で知られ、ヨーロッパ芸術映画を語る際に代表的な現代スウェーデン監督として紹介されます。」
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