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ラザロ・カルデナスとは?

らざろかるでなす

ラザロ・カルデナスとは、20世紀メキシコ大統領で、石油産業の国有化や農地改革を断行し、メキシコ近代史上最も重要な指導者のひとりとされる人物です。

ラザロ・カルデナス・デル・リオ(Lázaro Cárdenas del Río、1895〜1970年)は、メキシコの軍人・政治家で、1934年から1940年まで大統領を務めました。メキシコ革命後の混乱期を経て権力を確立した制度的革命党(PRI)体制下において、国民に最も支持された指導者のひとりです。

カルデナス政権の最大業績は、1938年の石油産業国有化です。当時メキシコの石油はイギリス・アメリカ資本が支配していましたが、外国企業との労働争議を契機に全面国有化を宣言し、メキシコ石油公社(ペメックス、PEMEX)を設立しました。この決断は外国の強い反発を招きましたが、国内では熱狂的に支持され、国民的英雄としての地位を確固たるものにしました。

また農地改革にも積極的で、大農園(アシエンダ)を解体して農民共同体(エヒード)への土地分配を大幅に進めました。その他の主要な業績として次のものが挙げられます。

  • 鉄道の国有化
  • 労働組合・農民組合の組織化と支持
  • スペイン内戦難民の積極的受け入れ

カルデナスの政策はメキシコのナショナリズムと社会主義的な方向性を体現するものとして、現在もメキシコ史において特別な位置を占めています。

使い方・例文

メキシコの歴史や中南米政治を学ぶ教材で、石油国有化の事例としてラザロ・カルデナスの名前が頻繁に登場します。

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