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ベーシスリスクとは?

べーしすりすく

ベーシスリスクとは、ヘッジに使う先物や派生商品の価格変動が、保有する現物資産の価格変動と完全に連動しないために生じるリスクのことです。

ベーシスリスクとは、リスクヘッジのために利用する先物・オプションなどのデリバティブ価格と、ヘッジ対象となる現物(スポット)価格との差(=ベーシス)が予想外に変動することで、ヘッジが不完全になるリスクのことです。

ベーシスとは「先物価格-現物価格」または「現物価格-先物価格」で表される価格差であり、通常は取引条件・受渡場所・品質・満期の違いなどにより生じます。ヘッジャーは現物のリスクを先物で相殺しようとしますが、両者の価格が完全に同じ動きをしない場合、ヘッジ後にも残存リスクが発生します。これがベーシスリスクです。

具体的な例として、航空会社が燃料費の上昇をヘッジするためにWTI原油先物を購入する場合が挙げられます。実際に購入する燃料(ジェット燃料)の価格と原油先物の価格は完全には連動しないため、ベーシスリスクが残ります。

ベーシスリスクが特に問題になる場面は次のとおりです。

  • ヘッジ対象と先物の原資産が異なる場合(クロスヘッジ)
  • 先物の限月と実際の取引時期がずれる場合
  • 地域や品質の違いにより価格差が拡大する場合

ヘッジ比率の調整やより精度の高い先物商品の選択によってベーシスリスクを軽減することが可能ですが、完全に排除することは難しいとされています。

使い方・例文

「大豆を保有する農家が大豆先物でヘッジしても、地域の現物価格と先物価格の乖離が拡大すればベーシスリスクによる損失が出る」のように、商品取引や金融ヘッジの解説で使われます。

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