パブロ・ネルーダとは?
ぱぶろ・ねるーだ
パブロ・ネルーダとは、チリ出身のノーベル賞受賞詩人で、恋愛詩から政治詩まで幅広い作品を残した20世紀を代表する詩人です。
パブロ・ネルーダ(Pablo Neruda、1904〜1973)は、チリ南部のパラルに生まれたスペイン語詩人・外交官・政治活動家です。本名はネフタリ・リカルド・レジェス・バソアルトで、「パブロ・ネルーダ」はペンネームとして採用した名前です。1971年にノーベル文学賞を受賞しました。
20代前半に発表した詩集「二十の愛の詩と一つの絶望の歌」(Veinte poemas de amor y una canción desesperada、1924年)は、熱情的な恋愛詩として世界中で広く読まれ、スペイン語詩の古典的名作となっています。その後、スペイン内戦での友人たちの死を機に政治意識が高まり、民衆の苦しみや社会正義を訴える作品も多く書きました。「大いなる歌」(Canto General)はラテンアメリカの大地と歴史を雄大に詠った長大な詩集で、彼の代表作の一つです。
外交官としてインドや東南アジア、ヨーロッパに赴任し、その体験が詩にも反映されています。チリ共産党員として活動したため政治的迫害を受けた時期もありましたが、その後アジェンデ政権のもとでフランス大使を務めました。1973年のピノチェト軍事クーデターの直後に死去しており、その死因については現在も議論が続いています。
使い方・例文
「ネルーダの詩を引用したラブレターを書いた」「映画『イル・ポスティーノ』はネルーダをモデルにしたエピソードを描いている」のように、恋愛や文学の話題で登場します。
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