ネオフィネティアとは?
ねおふぃねてぃあ
ネオフィネティアとは、日本原産の小型着生ランで、夏に純白の芳香ある花を咲かせ、江戸時代から愛好された「富貴蘭」として知られる植物です。
ネオフィネティア(Neofinetia falcata)は、ラン科に属する小型の着生ランで、日本(本州以南)・朝鮮半島・中国南部に分布します。日本では「富貴蘭(ふうきらん)」「風蘭(フウラン)」とも呼ばれ、古くから観賞用として栽培されてきた歴史を持ちます。
ネオフィネティアの特徴は次の通りです。
- 植物体は小型で、扇状に広がる短い葉が整然と並ぶ姿が美しい
- 花期は6〜8月で、純白(まれに淡紅色)の小花を数輪咲かせる
- 花には細長い距(きょ)があり、夕刻から強い甘い芳香を放つ
- 葉の斑や形・生育型によって「縞(しま)」「覆輪(ふくりん)」「虎斑(とらふ)」など多くの変わり葉の品種が生まれた
江戸時代には将軍家や大名家でも珍重され、希少な斑入り品は高額で取引されました。このような品種収集と鑑賞の文化は「富貴蘭文化」として現代にも受け継がれており、愛好会や展示会が各地で開催されています。
現代では洋ランとの属間交配(ネオフィネティア×バンダなど)も行われており、育種素材としても重要な種です。自生地では近年個体数が減少しているため、採取は厳しく規制されています。
使い方・例文
富貴蘭の展示会では、葉に美しい縞模様が入ったネオフィネティアの銘品が出品され、愛好家が品評会形式で鑑賞します。
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