ナスィールッディーン・シャーとは?
なすぃーるっでぃーんしゃー
ナスィールッディーン・シャーとは、インドを代表する実力派俳優で、並行映画(アート映画)から商業映画まで幅広く活躍し、インド映画界に大きな影響を与えた人物です。
ナスィールッディーン・シャー(1950年生まれ)は、インドのウッタル・プラデーシュ州バラバンキ出身の俳優です。国立演劇学校(NSD)とフィルム・アンド・テレビジョン・インスティテュート・オブ・インディア(FTII)で演技を修め、インドで最も技巧派の俳優の一人として評価されています。
1970年代後半から「並行映画(パラレル・シネマ)」運動の中心的存在として頭角を現し、商業主義的なボリウッド映画とは一線を画した社会的テーマを扱う作品に多数出演しました。シャム・ベネガル、ゴヴィンド・ニハラニといった著名な監督との協働により、写実的で内省的な演技スタイルを確立しました。
代表作としては、リチャード・アッテンボロー監督の国際的大作『ガンジー』(1982年)への出演のほか、インドの批評家から高く評価された多数の独立系・アート系映画があります。また、後年は商業映画にも出演の幅を広げ、幅広い観客層に認知される俳優となりました。
受賞歴も豊富で、インド映画界最高の栄誉であるナショナル・フィルム・アワードを複数回受賞しています。その功績が認められ、インド政府からパドマ・ブーシャン(国民栄誉賞に相当)も授与されました。インドの演技文化の水準を引き上げた俳優として、後進の育成にも積極的に関わっています。
使い方・例文
インド映画の歴史やボリウッド以外の映画芸術を紹介する文脈で、ナスィールッディーン・シャーの名前が登場することが多いです。
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