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デルフト焼とは?

でるふとやき

デルフト焼とは、オランダのデルフトを中心に17世紀から発展した錫釉陶器で、コバルトブルーの絵付けを白い地に施した独特のスタイルで知られます。

デルフト焼(Delftware)は、オランダのデルフト市を中心に生産された錫釉陶器(ファイアンス)で、17世紀から18世紀にかけヨーロッパ全土で広く愛されました。白く不透明な錫釉の上にコバルトブルー絵付けを施した青白の意匠が最も代表的ですが、多色のものも存在します。

デルフト焼の起源には中国磁器の影響があります。17世紀初頭にオランダ東インド会社が中国の染付(青花磁器)を大量に輸入し、ヨーロッパで広く普及しましたが、中国からの輸入が途絶えた時期に、デルフトの陶工たちが中国磁器を模倣しながら独自の様式を発展させました。

デルフト焼の特徴は以下の点に集約されます。

  • 錫釉による純白の地(磁器のような白さを模倣)
  • コバルトブルーを主体とした絵付け
  • 風車・チューリップ・運河など、オランダ的な図柄
  • 中国・日本の磁器意匠を取り込んだ東洋趣味の図柄

最盛期の18世紀には数十もの窯が操業しましたが、ヨーロッパでの硬質磁器製造技術の確立(マイセン磁器など)により競争が激化し、多くの窯が閉鎖されました。現在もデルフトではロイヤル・デルフト(De Porceleyne Fles)が伝統を守って製造を続けており、オランダを代表する工芸品として世界に知られています。

使い方・例文

オランダのお土産としてよく見かける青白の小皿や花瓶がデルフト焼で、風車やチューリップの絵が描かれたものが代表的です。

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くわしい解説記事 デルフト焼とは?白地に青いデルフトブルーの歴史を解説

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