テキサスツノトカゲとは?
てきさすつのとかげ
テキサスツノトカゲとは、北アメリカに生息する、頭部の角状の突起と扁平な体形が特徴的な独特のトカゲです。
テキサスツノトカゲ(学名:Phrynosoma cornutum)は、イグアナ科(Phrynosomatidae)ツノトカゲ属(Phrynosoma)に属するトカゲです。アメリカ合衆国のテキサス州・オクラホマ州・カンザス州など中南部から、メキシコ北部にかけての乾燥した半砂漠・草原地帯に生息しています。
最大の特徴は頭部に生えた複数の角状突起(ホーン)で、これが「ツノトカゲ」の名の由来です。体形は非常に扁平で、外見はカナヘビよりもヒキガエルに似ており、英語では「Horned Lizard(ツノトカゲ)」や俗称で「Horny Toad(ツノガエル)」とも呼ばれます。体長は成体で8〜15cm程度、褐色・赤褐色のまだら模様が砂地に溶け込む保護色になっています。
最もよく知られる防衛行動が「血液噴射」です。危険を感じると眼の周囲の血管を収縮させ、眼の縁から血液を最大1.5mほど噴射することができます。この血液には捕食動物(特にイヌ科)が忌避する物質が含まれており、有効な天敵対策となっています。
食性は非常に特徴的で、主食はアリ(特にハーベスターアント)です。
- 消化の遅いアリを大量に食べるため消化管が大きく発達している
- サソリや昆虫なども補食する
- ペット飼育において専用のアリを安定供給することが非常に難しく、長期飼育は困難
近年は生息地の開発・農薬による主食アリの減少・外来種の侵入などにより個体数が減少しており、テキサス州では保護種に指定されています。
使い方・例文
テキサスツノトカゲは危険を感じると目から血液を噴射するという特異な防衛行動で知られ、爬虫類の教科書や自然番組でもその映像がたびたび紹介されます。
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