ダグラス・サークとは?
だぐらすさーく
ダグラス・サークは、1950年代のハリウッドで活躍したドイツ出身の映画監督で、メロドラマの巨匠として後世の映画人に多大な影響を与えた人物です。
ダグラス・サーク(Douglas Sirk)は1897年生まれのデンマーク・ドイツ出身の映画監督です。本名はハンス・デトレフ・シーアクで、ナチス政権を逃れてヨーロッパからハリウッドへ渡り、アメリカで大きな成功を収めました。
ユニバーサル・ピクチャーズでの活動期間(1950年代)に特に数多くのメロドラマ作品を手がけ、鮮やかな色彩・様式美と人間の内面の葛藤を巧みに融合させた演出スタイルで知られています。表面的には娯楽作品でありながら、アメリカ社会の矛盾や人種問題・階級差を鋭く批評する視点を持ち込んでいた点で評価されています。
代表作には以下があります。
- 「天はすべてを許し給う」(1955年)
- 「風と共に散る」(1955年)
- 「大地に帰る」(1957年)
- 「悲しみは空の彼方に」(1959年)
当時は商業映画として扱われていましたが、後にライナー・ヴェルナー・ファスビンダーらヨーロッパの映画作家がその作品を再評価し、現代映画批評においてメロドラマ映画の古典として高く評価されるようになりました。1987年に死去しました。
使い方・例文
「ダグラス・サークは50年代ハリウッドのメロドラマ監督で、後世の映画人に大きな影響を与えた」という形で映画史の文脈で言及されます。
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