ダウェルジョイントとは?
だうぇるじょいんと
ダウェルジョイントとは、木製の丸棒(ダウェル)を継ぎ手として2つの木材部材を接合する木工技法で、ほぞ組みに代わる現代的な接合方法です。
ダウェルジョイント(Dowel Joint)は、木製の丸棒(ダウェル)を用いて2つの木材を接合する技法です。接合する両側の木材にドリルで孔を開け、接着剤を塗ったダウェルを差し込んで固定します。ダウェルはブナ材など硬い木材で作られた直径6〜12mm程度の丸棒が一般的です。
伝統的な木工では、木材同士をかみ合わせる「ほぞ組み(Mortise and Tenon)」が主流でしたが、ダウェルジョイントは機械加工との相性が良く、大量生産に適しているため、20世紀以降の家具製造で広く普及しました。特にフラットパック家具(組み立て式家具)において、ビスや金具と組み合わせる形で多用されています。
ダウェルジョイントの主な特徴は次のとおりです。
- 接合面が外から見えず、すっきりとした仕上がりになる
- 専用のドリルガイドや治具を使うことで位置精度が高まる
- ほぞ組みに比べて加工が比較的容易で時間を短縮できる
- 接着剤との組み合わせで十分な強度が得られる
ただし、正確な穿孔位置の合わせが必要なため、孔がずれると接合精度が落ちます。家具の棚板取り付け、椅子の脚の接合、引き出しの組み立てなど、さまざまな箇所に使われています。
使い方・例文
市販の組み立て式本棚の棚板を取り付ける際、側板に開けられた孔にダウェルを差し込んで固定する仕組みがダウェルジョイントの典型的な使用例です。
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