スリ・マリアマン寺院とは?
すり・まりあまんじいん
スリ・マリアマン寺院とは、シンガポールやマレーシアなどに建立された南インド様式のヒンドゥー教寺院で、マリアマン女神を主祭神とする信仰の場です。
スリ・マリアマン寺院は、南インドのタミル人移民が各地に建立した、ドラヴィダ様式のヒンドゥー教寺院です。「スリ」は聖なる・吉祥を意味する敬称、「マリアマン」は疾病や厄難から守護するとされる女神の名前です。
最も著名なのはシンガポールのチャイナタウンに位置するスリ・マリアマン寺院で、1827年に建立されたシンガポール最古のヒンドゥー寺院とされています。正面の塔門(ゴープラム)にはカラフルな彫像が幾重にも積み重なり、神話上の神々・動物・守護神などが所狭しと飾られています。
建築様式の特徴として以下が挙げられます。
- ゴープラム:鮮やかな彩色彫刻で覆われた多段式の塔門
- ヴィマーナ:主祭神を祀る内殿の上に建つ塔
- マンダパム:参拝者が集まる柱廊式の前殿
- プラーカーラム:寺院全体を囲む廻廊
毎年行われる「ティーミティ」(火の上を歩く儀式)などの伝統的な祭礼でも知られ、地域コミュニティの精神的・文化的な中心地として機能しています。シンガポールのスリ・マリアマン寺院は国定記念物に指定されており、多民族・多宗教社会の象徴的存在として広く認知されています。
使い方・例文
シンガポール観光の際にチャイナタウンを訪れると、鮮やかな彩色のゴープラムが目を引くスリ・マリアマン寺院を見学できます。非ヒンドゥー教徒も一般公開時間内は境内に入ることができます。
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