本文へスキップ

スラブ糸とは?

すらぶいと

スラブ糸とは、太さが均一でなく、所々に節(ふし)状の太い部分を持つ変化糸の一種です。

スラブ糸(slub yarn)とは、紡績の工程において意図的に糸の太さを不均一にし、太い「節(ふし)」が断続的に現れる変化糸(ファンシーヤーン)の一種です。英語の「slub」はもともと「粗糸のかたまり」を意味する言葉で、かつては紡績ミスによる欠陥でしたが、現代ではその独特のテクスチャーを活かしデザイン素材として積極的に利用されています。

スラブ糸の特徴と製造方法は以下のとおりです。

  • 紡績機で繊維の供給量を意図的に変化させることで太細をつくる
  • 太い部分(スラブ部)と細い部分が交互に現れる
  • スラブの間隔・大きさ・頻度はデザインによって自由に調整できる
  • 天然繊維(綿・麻・シルク)でも化学繊維でも製造可能

スラブ糸を使った生地は「スラブ織り」と呼ばれ、表面にランダムな節が浮いた独特の風合いが生まれます。この不均一な表面が手紡ぎ糸の素朴な雰囲気を醸し出すことから、ナチュラル系・リネン調のファッションや、カジュアルウェアに多く取り入れられています。綿スラブのTシャツ素材は、その軽やかさと独特の透け感・シャリ感から夏物衣料に特に人気があります。

また、インテリア分野ではカーテンやクッションカバーなどにも多用され、布地に動きと立体感を生む素材として広く使われています。

使い方・例文

夏のTシャツ素材としてよく見られる綿スラブ素材は、不均一な太さの糸が織り出す自然なムラ感と、適度な透け感・清涼感が特徴です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語