ジャック・プレヴェールとは?
じゃっくぷれゔぇーる
ジャック・プレヴェールは、平易な言葉で愛・自由・反権威を歌ったフランスの国民的詩人で、映画脚本家としても多くの名作を手がけました。
ジャック・プレヴェール(Jacques Prévert、1900〜1977年)は、フランスの詩人・脚本家です。パリ郊外ヌイイ=シュル=セーヌ生まれで、正規の高等教育は受けず、若いころシュルレアリスムの運動に関わりながら独自の表現スタイルを磨きました。
詩集『言葉(Paroles)』(1945年)の刊行により、一躍フランスを代表する詩人となりました。口語的で平易な言葉を駆使しながら、愛・自由・反戦・反教権を力強く、またユーモアをまじえて歌うその詩風は、知識人だけでなく一般市民にも広く受け入れられました。代表的な詩「落ち葉(Les Feuilles mortes)」はイヴ・モンタンらが歌い、シャンソンの世界でも不朽の名曲として親しまれています。
映画脚本家としても卓越した才能を発揮し、マルセル・カルネ監督と組んだ作品群は「詩的リアリズム」映画の金字塔として映画史に刻まれています。特に『霧の波止場』(1938年)や『天井桟敷の人々』(1945年)は傑作として名高く、後者はフランス映画史上最高傑作に挙げられることも珍しくありません。権力や抑圧への風刺精神と、日常の中の美への眼差しを兼ね備えたプレヴェールの作品は、今日も詩・映画・シャンソンを通じて広く愛されています。
使い方・例文
「フランス語の授業でプレヴェールの詩を音読すると、難解さがなく言葉の響きが楽しめるため、入門教材としてよく使われます」。
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