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ジェームズ・ハットンとは?

じぇーむずはっとん

ジェームズ・ハットンは、地球の地質変化が長い時間をかけて繰り返されるという「斉一説」を唱え、近代地質学の父と呼ばれるスコットランドの科学者です。

ジェームズ・ハットン(James Hutton)は、1726年にスコットランドのエジンバラで生まれ、1797年に逝去した地質学者・自然哲学者です。医学・農業・化学など幅広い分野に関心を持ちながら、地球の成り立ちに関する革新的な理論を構築しました。

ハットンの最大の業績は「斉一説(せいいつせつ、Uniformitarianism)」の提唱です。これは「現在も観察される地質学的プロセス(侵食・堆積・火山活動など)が、過去においても同じように繰り返されてきた」という考え方で、地球の歴史を解読する基本的な視点となりました。1788年に出版した「地球の理論」はこの考えを体系的に示した主著です。

それまで「地球は数千年前に神によって創られた」という聖書的な見方が主流でしたが、ハットンは岩石や地層の観察から地球が非常に長い時間をかけて変化してきたことを論証しました。この「深い時間(Deep Time)」という概念の導入は、後のダーウィンの進化論にも大きな影響を与えています。

スコットランドのエジンバラ近郊にある「ハットンの断面」と呼ばれる地層露頭は、彼の理論を実証した現場として今も地質学の聖地となっています。

使い方・例文

「ジェームズ・ハットンの斉一説は、地球科学の教科書で地質学の歴史を語る際に必ず登場する概念だ」のように、地質学・科学史の解説で登場します。

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