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サブプライムローンとは?

さぶぷらいむろーん

サブライムローンとは、信用力の低い借り手を対象とした高金利の住宅ローンで、その証券化と大量の焦げ付きが2008年の世界金融危機を引き起こしました。

サブライムローン(subprime loan)とは、返済能力や信用力が低い(プライム層以下=サブプライム層の)借り手向けに提供される貸付、特に住宅ローンを指します。米国では2000年代に低金利環境と住宅価格の上昇を背景に急速に普及しました。通常のプライムローンに比べて金利が高く設定されている一方、当初数年間は低金利や返済猶予が設けられた変動金利型の商品が多く、信用力の低い借り手でも住宅購入が可能になりました。

サブプライムローンが問題化した背景には、金融工学を駆使した証券化の仕組みがあります。貸し手(銀行・ローン会社)は大量のサブプライムローンをまとめて証券化(MBSやCDOなどの金融商品に組み込む)し、世界中の投資家に販売しました。格付け機関がこれらの証券に高格付けを与えたことで、年金基金や欧州の銀行など世界中の機関投資家が購入しました。

この構造が抱えていた問題は以下のとおりです。

  • 借り手の返済能力が実態以上に評価されていた
  • 住宅価格の上昇が永続するという前提に立った設計だった
  • リスクが分散・複雑化したことで、各金融機関がどれだけリスクを抱えているか不透明になった

2006年頃から米国の住宅価格が下落に転じ、変動金利の上昇と相まってサブプライムローンの大量延滞・焦げ付きが発生しました。これが連鎖して2008年のリーマン・ブラザーズ破綻と世界金融危機(リーマン・ショック)へとつながり、各国で景気後退や大規模な金融救済が実施されました。

使い方・例文

サブプライムローンは金融リテラシーや世界経済の文脈で頻繁に登場し、過度なレバレッジと複雑な証券化がいかにシステミックリスクを高めるかを示す事例として語られます。

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