コールドジョイントとは?
こーるどじょいんと
コンクリートの打継ぎ面が一体化せずに不連続となった欠陥部位で、ひび割れや漏水の原因となります。
コールドジョイントとは、コンクリートを打設する際に先に打ったコンクリートが硬化し始めた後に次のコンクリートを打ち継いだ場合、両者が一体化できずに生じる不連続な境界面のことです。「コールド(冷えた)」という名の通り、先打ちコンクリートが冷えて(固まって)しまった状態で生じる接合不良を指します。
通常のコンクリート工事では打継ぎ目地を設計上あらかじめ設けますが、コールドジョイントは計画外に生じる欠陥です。原因としては打設作業の中断・遅延、過度の暑中環境による急速な硬化、型枠内での材料分離などが挙げられます。
コールドジョイントが生じると以下のような問題が起きます。
- 境界面が弱点となり、構造強度が設計値を下回る
- ひび割れが生じやすく耐久性が低下する
- 境界面からの雨水・地下水の浸入(漏水)
- 鉄筋の腐食促進
防止策としては、打設計画を入念に立て、連続打設が難しい場合は適切な打継ぎ処理(接着剤の塗布や面の清掃・湿潤化)を行うことが重要です。
使い方・例文
地下室の壁を数回に分けて打設した際に途中で長時間作業が中断されると、コールドジョイントが生じて後から漏水が発生するリスクがあります。
この用語をシェア
最終更新: