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キルケゴールとは?

きるけごーる

キルケゴールとは、19世紀デンマークの哲学者で、実存主義の先駆者とされ、個人の主体的選択と信仰を重視した人物です。

セーレン・キルケゴール(Søren Kierkegaard、1813〜1855年)は、デンマーク哲学者・神学者で、20世紀実存主義哲学の源流を作った人物として位置づけられます。

キルケゴールは当時のヘーゲル哲学が個人を抽象的な体系の中に埋没させると批判し、哲学の出発点はあくまで「実存する単独者」としての個人にあると主張しました。真理は客観的ではなく主体的なものであるという「主体的真理」の概念はその核心です。

彼は人間の実存の段階を次の三つに分けました。

  • 美的実存:快楽・感性的満足を追い求める段階(直接的・享楽的)
  • 倫理的実存:義務・道徳的規範に従い責任を引き受ける段階
  • 宗教的実存:神への信仰に「跳躍(飛躍)」することで真の自己を実現する段階

この「実存の三段階」は、理性では説明できない信仰への跳躍(「信仰の飛躍」)を最高の実存様式として示したものです。主著に『あれか、これか』(1843年)、『不安の概念』(1844年)、『死に至る病』(1849年)などがあります。20世紀のヤスパース・ハイデガー・サルトルらの実存主義に大きな影響を与えました。

使い方・例文

「キルケゴールの思想は、システムや体制に埋没せず個人として選択することの重みを問い直すものとして、現代でも読まれている」というように、哲学・宗教思想の文脈で登場します。

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