カルデラ噴火とは?
かるでらふんか
カルデラ噴火とは、火山の大規模爆発によって地下のマグマだまりが空洞化し、山体が陥没して巨大なくぼ地(カルデラ)が形成される噴火様式です。
カルデラ噴火とは、火山噴火の中でも最大規模のもので、膨大な量のマグマが一気に地表へ放出された結果、地下のマグマだまりが急激に空洞化し、その上部の岩盤が崩落することで直径数キロから数十キロに及ぶ巨大なくぼ地(カルデラ)が生じる現象です。
噴火の仕組みとしては、まず地下深部に大量のマグマが蓄積し、内部の圧力が限界を超えた時点で爆発的な噴出が始まります。短時間で大量の火砕流・火山灰・軽石が放出されると、マグマだまりの天井を支える力が失われ、地表が数百メートルから数千メートル規模で沈降します。この陥没地形がカルデラです。
代表的な事例としては以下のものが挙げられます。
- 阿蘇カルデラ(熊本県)— 東西約18km・南北約25kmの世界最大級カルデラのひとつ
- 姶良カルデラ(鹿児島湾北部)— 数万年前の大規模噴火で形成
- 屈斜路カルデラ(北海道)— 日本最大のカルデラ湖を内包
カルデラ噴火が社会に与える影響は甚大で、大量の火山灰が広域に降り積もり農業・交通・気候に深刻な被害をもたらします。過去の超巨大カルデラ噴火(スーパーボルケーノ)は地球全体の気温を数年にわたり低下させたと考えられており、現代においても防災上の重要な研究対象となっています。
使い方・例文
「九州には過去に何度もカルデラ噴火が起き、現在の阿蘇の広大な地形もその産物です」という文脈で登場します。
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