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エフェメラルストレージとは?

えふぇめらるすとれーじ

エフェメラルストレージとは、コンテナサーバーインスタンスの実行中だけ利用できる一時的なストレージで、インスタンス終了やコンテナ停止とともにデータが消えます。

エフェメラルストレージ(Ephemeral Storage)とは「一時的な」「短命な」を意味するEphemeralの名の通り、インスタンスやコンテナの稼働中のみ存在し、停止・削除・再起動によってデータが消去される一時ストレージのことです。クラウドコンピューティングコンテナ技術の文脈で広く使われる概念です。

代表的な利用例として、AWSではEC2インスタンスに付随するインスタンスストア(ローカルSSD/HDD)がエフェメラルストレージに該当します。インスタンスを停止・終了するとデータは消えますが、EBSボリュームとは異なりストレージのIOが高速で追加費用がかからない利点があります。Kubernetesでは、Podに割り当てられるemptyDirボリュームがエフェメラルストレージの典型例です。

エフェメラルストレージが適している用途は次の通りです。

  • 一時ファイルやキャッシュデータの保存
  • バッファ・スクラッチ領域(作業用中間データ)
  • ログの一時保持(永続化前の中継)
  • ステートレスなアプリケーションの実行環境

一方で、永続的に保存が必要なデータ(データベース・ユーザーアップロードファイルなど)にはエフェメラルストレージを使ってはなりません。クラウドネイティブなシステム設計では、データの永続性が必要な場合は別途オブジェクトストレージ(S3等)や永続ボリュームを使用し、エフェメラルストレージは揮発性の中間処理に限定する設計が原則です。

使い方・例文

KubernetesのPodが処理中に生成する一時ファイルをemptyDirに書き込み、処理完了後にPodが終了するとともにそのデータが自動的に破棄されます。

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