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雷とは?光や音が鳴る仕組みをわかりやすく解説

公開 2026年7月6日

この記事は 「雷とは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。

雷とは、空にできた雲の中に電気がたまり、それが一気に流れ出す(放電する)ことで、強い光と大きな音が生まれる自然現象です。夏の夕立などでよく見られ、ときに大きな被害をもたらすこともあります。ここでは、雷が起こる仕組みや、光と音の関係、身を守るための行動について解説します。

雷が発生する仕組み

雷のもとになるのは、空に高くそびえる積乱雲(入道雲)です。強い上昇気流によって雲の中では水滴や氷の粒が激しく動き回り、たがいにぶつかり合います。このとき、下じきをこすると髪の毛が引きつけられるのと同じように静電気が生まれます。

ぶつかり合った氷の粒には、プラスの電気とマイナスの電気がたまっていきます。軽い粒は雲の上のほうへ、重い粒は下のほうへと分かれるため、雲の上と下、あるいは雲と地面との間に電気のかたよりができます。このたまった電気が限界をこえると、一気に流れて放電が起こります。これが雷の正体です。

稲妻と雷鳴

放電が起こると、その通り道の空気が一瞬でとても高い温度になります。このとき目に見える光の筋が稲妻(いなずま)で、これが雷の「ピカッ」という光です。一方、急に熱せられた空気が爆発するようにふくらみ、まわりの空気を激しくゆらすことで生まれる音が雷鳴(らいめい)、つまり「ゴロゴロ」「ドーン」という音です。稲妻と雷鳴は、同じ放電から同時に生まれています。

光と音に時間差がある理由

同時に生まれているはずなのに、雷では光が先に見え、音が遅れて届くことがほとんどです。これは、光の速さと音の速さが大きくちがうためです。光は一秒間に約30万キロメートルというとても速い速度で進むため、ほぼ一瞬で目に届きます。いっぽう音は一秒間に約340メートルとずっと遅く、遠くの雷ほど音が届くまでに時間がかかります。ピカッと光ってからゴロゴロ鳴るまでの秒数を数えると、雷までのおおよその距離を知る手がかりにもなります。

落雷の危険と身を守る行動

雷が地面や物に流れ落ちることを落雷といいます。落雷は非常に大きなエネルギーを持ち、人に当たれば命にかかわり、火災や停電を引き起こすこともあります。雷の音が聞こえたら、すでに危険が近づいていると考えましょう。

屋外にいるときは、開けた場所や高い木の下、水辺をさけ、できるだけ早く建物の中や車の中など安全な場所へ移動することが大切です。逃げ場がない場合は、姿勢を低くして体を小さくします。屋内でも、電気を伝えやすい電化製品や配線、水道からは少し離れておくと安心です。雷が鳴り終わってからしばらく待って行動すると、より安全です。

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