ハザードマップとは?見方や活用をわかりやすく解説
公開 2026年7月6日
ハザードマップとは、洪水や地震などの自然災害によって被害が想定される範囲や、いざというときの避難場所・避難経路を示した地図のことです。多くは市区町村が作成・公開しており、自分の住む地域にどのような危険があるかを、災害が起こる前に知っておくための重要な資料です。この記事では、ハザードマップの見方や活用のしかたをわかりやすく解説します。
ハザードマップの目的
ハザードマップの一番の目的は、自然災害による被害をできるだけ減らすことです。どこにどのような危険があるかをあらかじめ知っておくことで、災害が起きたときに落ち着いて行動しやすくなります。被害が想定される範囲を「見える化」することで、住民一人ひとりが自分の身を守る備えを進められるようにするのが、ハザードマップの役割です。
示される情報
ハザードマップには、主に次のような情報が示されています。
- 浸水想定区域…洪水などで水につかるおそれのある場所と、その水の深さの目安
- 避難場所…災害時に避難できる学校や公民館などの安全な場所
- 避難経路…避難場所まで、できるだけ安全にたどり着くための道すじ
地域によっては、土砂災害の危険がある区域や、津波の到達が想定される範囲なども色分けなどで表されています。
災害の種類
ハザードマップは、想定する災害の種類ごとに作られていることが多く、代表的なものに次のような種類があります。
- 洪水(河川のはんらんなど)
- 土砂災害(がけくずれ・土石流など)
- 地震(ゆれによる被害など)
- 津波
- 火山(噴火による被害など)
住んでいる地域で起こりやすい災害は場所によって異なるため、自分の地域にどの種類のマップがあるかを確認しておくことが大切です。
作成主体
ハザードマップは、主に市区町村などの自治体が作成・公開しています。多くの自治体では、紙のマップを配布するほか、ホームページ上でも公開しています。国や都道府県が公表する浸水想定などの情報をもとに、地域の実情に合わせて作られています。
活用の仕方
ハザードマップは、災害が起きてから見るのではなく、日頃から確認しておくことが何より大切です。自宅や職場、学校の周りにどんな危険があるか、避難場所はどこか、そこまでの経路はどうかを、ふだんのうちに家族で話し合っておきましょう。実際に避難経路を歩いて確かめておくと、いざというときに落ち着いて行動できます。最新の情報に更新されることもあるため、ときどき見直す習慣をつけておくと安心です。