Turbopackとは?
たーぼぱっく
Turbopackとは、Rustで実装された超高速なJavaScript・TypeScript向けのモジュールバンドラーで、Next.jsに統合されています。
Turbopackは、Vercelが開発した次世代モジュールバンドラーです。JavaScriptではなくシステムプログラミング言語のRustで実装されており、従来のWebpackと比較して大幅に高速なビルドを実現することを目標に設計されました。
Webpackの開発者であるTobias Koppersが中心となって設計しており、Webpackで蓄積されたノウハウを活かしながら、現代の大規模フロントエンド開発の課題(ビルド時間の長さ・メモリ消費など)を根本的に解決することを目指しています。
Turbopackの主な特徴は以下のとおりです。
- インクリメンタル計算:変更されたファイルだけを再計算する仕組みで、開発サーバーの更新が極めて高速です
- 並列処理:Rustの並行処理能力を活用し、マルチコアCPUをフル活用します
- Next.js統合:Next.js 13以降でオプションとして採用され、開発環境での高速なHMR(ホットモジュール置換)を提供します
- 後方互換性:Webpackのローダーやプラグインの一部との互換性を持ちます
Viteとの比較では、大規模プロジェクトでのスケーラビリティとNext.jsとの深い統合が強みです。まだ開発途上の部分もありますが、Next.jsを使うプロジェクトでのビルド高速化の有力な選択肢として注目を集めています。
使い方・例文
Turbopackは、Next.jsプロジェクトの開発環境で`next dev --turbo`オプションを指定することで動作し、コード変更時のホットリロードが速くなる場面で登場します。
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