SSRFとは?
えすえすあーるえふ
SSRFとは、攻撃者がサーバーを踏み台にして内部ネットワークに不正アクセスさせるWebセキュリティの脆弱性のことです。
SSRF(Server-Side Request Forgery:サーバーサイドリクエストフォージェリ)とは、Webアプリケーションの脆弱性を悪用して、サーバー自身に外部または内部ネットワークへの不正なリクエストを送らせる攻撃手法です。攻撃者がサーバーを「踏み台」として利用することで、通常はインターネットから到達できない内部システムへのアクセスが可能になります。
SSRF攻撃が成立する典型的なシナリオは、Webアプリケーションがユーザーから受け取ったURLやIPアドレスをもとに外部リソースを取得する機能(画像の読み込み・Webフック・PDF生成・メタデータ取得など)を持つ場合です。この機能に入力値の検証が不十分だと、攻撃者は次のような不正なリクエストを送り込めます。
- クラウド環境のメタデータサービス(例:AWSの169.254.169.254)へのアクセスによる認証情報窃取
- ファイアウォール内部のデータベース・管理インターフェースへのポートスキャン
- 社内専用のシステムや設定ファイルの読み取り
- 内部APIへの不正な操作リクエスト
対策としては、サーバー側でリクエスト先のURLを厳格に検証し、ホワイトリストで許可する宛先を限定することが基本です。また、プライベートIPアドレス範囲(192.168.x.x・10.x.x.x・172.16〜31.x.x・127.0.0.1等)へのリクエストをブロックし、アウトバウンド通信を最小限に制限することも有効です。OWASPはSSRFをWebアプリケーションの重大な脆弱性の一つとして継続的に取り上げており、クラウド環境の普及とともにリスクが高まっています。
使い方・例文
画像URLを入力して変換するWebサービスにおいて、入力値の検証が不十分な場合、攻撃者がクラウドサーバーのメタデータエンドポイントへのURLを送り込み、IAMロールの認証情報を盗み取るSSRF攻撃が起きることがあります。
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