IMSとは?
あいえむえす
IMSとは複数の意味を持つ略語で、ITでは「IP Multimedia Subsystem」(通信基盤)や情報管理システムなどを指します。
IMSは文脈によって異なる概念を指す略語です。IT・テクノロジーの分野で最も広く知られているのはIP Multimedia Subsystem(IPマルチメディアサブシステム)です。
IP Multimedia Subsystem(IMS)とは、3GPPが標準化した次世代通信ネットワークのアーキテクチャで、音声・映像・メッセージングなどのマルチメディアサービスをIPプロトコルの上で統合的に提供するための基盤です。携帯電話網(LTE/5Gなど)において、従来の回線交換に依存した音声通話をVoLTE(Voice over LTE)などIP通話へ移行させる際の中核技術として使われています。
IMSの主な特徴は以下の通りです。
- SIP(Session Initiation Protocol)を用いてセッションを管理する
- 音声・ビデオ・メッセージングなど複数サービスを統一した制御層で扱える
- 通信事業者が異なるネットワーク間でも相互接続しやすい標準仕様
- VoLTE・VoNRなどの高品質モバイル音声サービスを支える
一方、データベース・情報管理の文脈ではIMS(Information Management System)というIBMが開発した歴史的な階層型データベースシステムも存在し、金融機関などのレガシーシステムで今も稼働しています。また、学習管理の分野ではInstructional Management Systemの略として使われることもあります。利用場面に応じてどのIMSを指すかを確認することが重要です。
使い方・例文
スマートフォンでVoLTE通話や5G音声通話を行う際、裏側ではIMSのネットワーク基盤が音声パケットの制御を担っています。また、企業の基幹システム調査でIBM製IMSデータベースという文脈で登場することもあります。
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