ARPスプーフィングとは?
えーあーるぴーすぷーふぃんぐ
ARPスプーフィングとは、偽のARP応答を送りつけてネットワーク上の通信を傍受・改ざんするサイバー攻撃手法です。
ARPスプーフィング(ARP Spoofing)とは、ローカルネットワーク(LAN)上で偽のARP(Address Resolution Protocol)メッセージを送信することで、通信の傍受や改ざんを行うサイバー攻撃の手法です。ARP毒化(ARP Poisoning)とも呼ばれます。
ARPはIPアドレスからMACアドレスを解決するプロトコルで、LAN内の通信に不可欠です。しかしARPには認証の仕組みがなく、誰でも偽の応答(Gratuitous ARP)を送信できるという脆弱性があります。攻撃者はこれを利用し、「このIPアドレスは自分のMACアドレスに対応する」という偽情報をネットワーク上の機器に送り込みます。
ARPスプーフィングで可能になる攻撃の例を以下に示します。
- 中間者攻撃(MITM):被害者とゲートウェイの間に割り込み、すべての通信を傍受・記録する
- セッションハイジャック:傍受した認証情報を使って不正ログインする
- DoS攻撃:偽の応答でパケットをブラックホールに誘導し、通信を遮断する
対策としては、動的ARPインスペクション(DAI)機能を持つスイッチの導入、スタティックARPエントリの設定、ネットワーク監視ツールによる異常検知などが有効です。また、通信内容をHTTPS等で暗号化することで、傍受されても内容を読めないようにすることも重要な防衛手段です。
使い方・例文
「公共のWi-Fiでは攻撃者にARPスプーフィングを仕掛けられる恐れがあるため、VPNの使用が推奨される」というセキュリティ解説でよく登場します。
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