衣かつぎとは?
きぬかつぎ
小芋(里芋)を皮ごと蒸してそのまま食べる料理とも菓子とも捉えられる秋の茶席の趣向です。
衣かつぎは、小さな里芋(小芋)を皮ごとよく洗って蒸し、皮の上部を少しむいてわずかに塩や醤油を添えて食べる秋の食文化。素朴ながら里芋本来の粘りとほんのりとした甘みが楽しめ、平安時代に宮中で月見の折に食された記録が残る。茶道の点心(かるい食事)や趣向茶事の一品として取り上げられることがあり、秋の茶席の風物詩となっている。
使い方・例文
十五夜の茶事に供された衣かつぎは、蒸したての小芋から立ち上る湯気がほんのりとし、皮をつるりと押し出して塩で食べると里芋の素朴な旨みが際立った。
この用語をシェア
最終更新: