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管鍼法とは?

かんしんほう

管鍼法とは、細い管(鍼管)を使って鍼を皮膚に刺す日本独自の鍼刺入技術のことです。

管鍼法(かんしんほう)とは、鍼よりわずかに短い中空の細管(鍼管)を皮膚に当て、管の中から鍼を軽くたたいて刺入する鍼の施術技法です。17世紀日本の盲目の鍼師・杉山和一(すぎやまわいち)が考案したとされており、日本独自の発展を遂げた技法として世界的にも知られています。

従来の中国式の鍼法(素手で鍼をつまんで刺す方法)と比較した場合の特徴として、以下の点が挙げられます。

  • 刺入時の痛みが少ない(鍼管が皮膚を圧迫し感覚を分散させるため)
  • 細い鍼を正確に刺すことができる
  • 衛生面での管理がしやすい
  • 施術者の技術習得が比較的容易

鍼管は金属製やプラスチック製のものがあり、現在は衛生上の観点から使い捨てタイプが主流です。鍼を管の上端から軽く指で弾くか押し込む動作で、スムーズかつ速やかに皮下へ刺入します。刺入後は鍼管を取り除き、さらに所定の深さまで鍼を進めます。

管鍼法は現代の日本における鍼治療の標準的な技法として定着しており、鍼灸学校でも基本として教えられています。また、この技法の考案者・杉山和一の功績を称え、現在も視覚障害者が鍼灸師として活躍する道が整えられています。

使い方・例文

鍼灸院でハリ打ちを受ける際、施術者が細い管を皮膚に当ててから鍼を刺す場面が管鍼法の実践にあたります。「管鍼法は痛みが少ない」と説明されることが多く、初めて鍼治療を受ける人への説明でよく登場する用語です。

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