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無作為抽出とは?

むさくいちゅうしゅつ

無作為抽出とは、母集団から偏りなく標本を選ぶために、各個体が等しい確率で選ばれるよう設計された抽出方法です。

無作為抽出(ランダムサンプリング)とは、調査者の意図や系統的な偏りを排除し、母集団の各個体が同じ確率で選ばれるように標本を選ぶ方法です。統計的推測の妥当性を保証する根幹となる考え方です。

代表的な方法には以下のものがあります。

  • 単純無作為抽出:乱数表や乱数発生プログラムを使い、母集団から直接選ぶ最も基本的な方法
  • 系統的抽出:名簿などをK件ごとに1件選ぶ方法(最初の1件のみ無作為に決める)
  • クラスター抽出:まず集団(学校・地区など)を無作為に選び、その集団内の全員を調査する

無作為抽出が重要な理由は、標本の代表性を統計的に保証できることにあります。これにより、標本から母集団の特性を推定する際の誤差(標本誤差)を確率論的に評価できます。

実際には、完全な無作為抽出が難しい場合も多く、費用・時間・名簿の整備状況などを考慮して現実的な方法が選択されます。無作為抽出に基づかない便宜的サンプリングは、推定に系統的な偏りが生じるリスクがあります。

使い方・例文

1000人の社員名簿から乱数を使って100人を選ぶことが単純無作為抽出の例であり、選ばれた100人の満足度を調べることで全社員の傾向を推定できます。

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