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正規の簿記の原則とは?

せいきのぼきのげんそく

正規の簿記の原則とは、企業が正確な会計記録を行うために、正規の簿記の方法にしたがって適切に取引を記帳しなければならないという会計原則です。

正規の簿記の原則とは、企業会計原則の「一般原則」のひとつで、「すべての取引につき、正規の簿記の原則にしたがって、正確な会計帳簿を作成しなければならない」と定められた原則です。財務諸表が適正に作成されるための最も基礎的な前提条件を示しています。

「正規の簿記の方法」とは、複式簿記を指すのが一般的な解釈です。複式簿記では、すべての取引を借方・貸方の両面から記録することで、自動的に誤りを検出できる仕組み(試算表の検証)を持ち、財務諸表の正確性を担保します。

この原則が求める主な要件は以下の通りです。

  • 網羅性:すべての取引を漏れなく記録すること
  • 検証可能性:証憑(領収書・契約書など)に基づき、第三者が確認できること
  • 秩序性:一定の規則にしたがって体系的に記録されること

正規の簿記の原則は、単に帳簿をつけることだけでなく、適切な勘定科目の使用・仕訳の正確性・帳簿間の連携(仕訳帳→総勘定元帳→試算表→財務諸表)まで含む広い概念です。税法上も適正な帳簿書類の保存が青色申告の要件となっており、実務上も重要な意義を持ちます。

使い方・例文

簿記や会計学の教科書で「企業会計原則の一般原則」を学ぶ際に登場する概念です。また、税務調査において帳簿書類の整備状況を確認される場面や、公認会計士が内部統制を評価する際にも基準として参照されます。

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