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原節子とは?

はらせつこ

原節子とは、昭和を代表する日本映画の大女優で、「永遠の処女」と呼ばれた伝説的な存在です。

原節子(はら せつこ、1920〜2015年)は、日本映画史において最も崇高評価を受けた女優の一人です。本名は会田昌江。神奈川県生まれで、14歳で映画界にデビューし、類まれな美貌と気品のある演技で瞬く間にスターダムを駆け上がりました。

彼女の名声を不動のものにしたのは、映画監督小津安二郎との協力関係です。『晩春』(1949年)、『麦秋』(1951年)、『東京物語』(1953年)など、小津が手がけた名作の数々で主演を務め、日本的な美意識と抑制された感情表現で世界的な評価を獲得しました。

その代表作と評価は以下のとおりです。

  • 『晩春』——父と娘の深い絆を描いた静謐な名作
  • 『東京物語』——老夫婦と子どもたちの心のすれ違いを描き、世界の映画批評家から「史上最高の映画」の一つに選ばれた
  • 黒澤明監督作品にも出演し、幅広い演技力を示した

1963年を最後に突然銀幕から姿を消し、以後は一切の公の場に現れなかったことから「永遠の処女」「謎の大女優」として語り継がれました。その引き際の潔さも含め、原節子は日本映画の精神的象徴として今なお語り継がれています。

使い方・例文

映画史の講義や特集記事では、小津安二郎の作品を論じる際に原節子の演技が必ず取り上げられ、日本映画を代表する顔として紹介されます。

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