リンガフランカとは?
りんがふらんか
リンガフランカとは、異なる母語を持つ人々が意思疎通を図るために共通して使用する仲介言語のことです。
リンガフランカ(Lingua Franca)は、異なる言語を母語とする人々の間で共通のコミュニケーション手段として使われる言語を指す言語学用語です。語源はイタリア語で「フランク人の言語」を意味し、中世地中海貿易において商人たちが使ったイタリア語・フランス語・アラビア語などを混合した交易用ピジン語に由来します。
歴史的にはさまざまな言語がリンガフランカとして機能してきました。古代ではギリシャ語やラテン語が広域の共通語として使われ、中世イスラム世界ではアラビア語が学術・交易の共通語となりました。植民地時代にはフランス語やポルトガル語が各地域で広まりました。
現代における最大のリンガフランカは英語です。国際ビジネス・科学・外交・インターネットなどあらゆる分野で英語が共通語として機能しており、「国際英語(ELF: English as a Lingua Franca)」という概念も生まれています。地域レベルでは、東南アジアのマレー語・インドのヒンディー語・アフリカのスワヒリ語なども地域的なリンガフランカとして機能しています。
リンガフランカの使用は多言語社会における実用的な解決策であると同時に、特定言語の優位性や文化的影響力をめぐる議論とも深く関わっています。
使い方・例文
国際学会では参加者の母語が異なっていても英語がリンガフランカとして機能し、発表や議論がすべて英語で行われることが一般的です。
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