ラミアとは?
らみあ
ラミアはギリシア神話に登場する子供を食らう怪物で、上半身が女性・下半身が蛇の姿で伝えられる存在です。
ラミア(Lamia)は、古代ギリシア神話に登場する恐ろしい怪物あるいは魔女的存在です。もとはリビアの女王あるいはゼウスに愛された美しい人間の女性とされ、その美貌ゆえにゼウスとの間に子をなしたと伝えられます。しかしゼウスの妻ヘラの嫉妬を買い、子供たちを次々に奪われるという悲劇に見舞われました。
この苦しみにより正気を失ったラミアは、他者の子供を食らう怪物へと変貌したとされています。その姿は上半身が美しい女性、下半身が蛇というものが広く知られており、ヘラが彼女から「まばたき」の能力を奪ったため目を外して休ませる、という奇妙な特徴を持つ話もあります。
古代ギリシアでは、ラミアは子供が言うことを聞かないときに「ラミアに食べられるぞ」と脅すための存在として語り継がれました。後世のヨーロッパ文化においても魔女・吸血鬼的な存在として再解釈され、特にロマン主義の詩人ジョン・キーツが1820年に発表した詩『ラミア』によって広く知られるようになりました。
現代のファンタジー作品では、蛇の下半身を持つ女性怪物の原型としてラミアのイメージが引き継がれています。
使い方・例文
ギリシア神話の怪物一覧や、ファンタジー作品のモンスター解説でラミアはよく取り上げられます。蛇女・ラミアをモチーフにしたキャラクターはゲームや漫画にも多く登場します。
この用語をシェア
最終更新: