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タインダル効果とは?

たいんだるこうか

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タイダル効果とは、コロイド粒子が光を散乱させて光の通り道が見える現象で、コロイド溶液と真の溶液を区別するための重要な指標となります。

タイダル効果(Tyndall effect)は、イギリス物理学ジョン・ティンダルが19世紀発見した現象です。コロイド粒子(直径1〜100nmほどの粒子)を含む溶液に光を当てると、粒子が光を散乱させ、横から見たときに光の経路が白く輝いて見えます。これに対して、イオンや小分子しか含まない真の溶液(食塩水など)では光は散乱されず、光の通り道は見えません。

光が散乱される原因は、コロイド粒子の大きさが可視光の波長(400〜700nm)と同程度か、やや小さい範囲にあるためです。この大きさの粒子は光を効率よく散乱させます。なお、粒子が光の波長よりはるかに大きい場合は反射が主体となり、逆に小さすぎる場合は散乱がほとんど起きません。

タインダル効果はコロイドの同定だけでなく、自然界のさまざまな現象の説明にも用いられます。

  • 霧や煙の中に光が差し込むとき、光の筋(光芒)が見える
  • 牛乳が白く濁って見えるのも脂肪球によるタインダル効果
  • 青い虹彩(アイリス)の色は色素でなく構造色とタインダル散乱による

化学実験では、懐中電灯の光を当てて光路の見え方を確認することで、溶液がコロイドか真の溶液かを簡単に判定できます。

使い方・例文

森の中で木漏れ日が細い光の柱として見える現象や、映画館でスクリーンに向かう映写機の光の筋が見える現象は、空気中のほこりや水滴によるタインダル効果の身近な例です。

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