アストロフィツムとは?
あすとろふぃつむ
アストロフィツムとは、メキシコ原産のサボテン科の属で、星形の断面や白い斑点模様が美しく、「有星類」とも呼ばれる人気の観賞用サボテンです。
アストロフィツム(Astrophytum)は、主にメキシコ中北部の石灰岩地帯に自生するサボテン科の属で、日本では「有星類(ゆうせいるい)」とも呼ばれます。属名はギリシャ語の「astron(星)」と「phyton(植物)」を合わせたもので、上から見たときの星形の外観に由来しています。
最大の特徴は、茎の表面を覆う白い毛状の斑点(トライコーム)です。これらは実際には細胞の集合体で、強い日差しや乾燥から植物を守る役割を果たしています。斑点の入り方は種や個体によって異なり、均一に覆われたものから、ほとんどない個体まで変異の幅が広いため、品種選びの楽しみがあります。
代表的な種には以下のものがあります。
- 兜丸(カブトマル):刺のない丸い姿が人気の最高峰
- 鸞鳳玉(ランポーギョク):五稜の星形が明瞭な種
- 瑠璃兜(ルリカブト):白斑が密で美しい
- 恩塚ランポー:日本で作出された名品種
花は黄色い大きな漏斗状で、中心部が赤やオレンジになるものもあります。成長は非常にゆっくりで、大切に育てることへの愛着が湧きやすい植物です。水はけのよい土・十分な日照・控えめな水やりが基本で、特に兜丸などは愛好家の間で競って栽培される高級コレクター品種となっています。
使い方・例文
サボテン専門店や多肉植物の展示即売会で「アストロフィツム」または「有星類」として出品され、斑点の密度や形状でコレクターが個体を選ぶ場面で登場します。
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