連鶴とは?
れんづる
連鶴とは、一枚の紙を切らずに折って複数の鶴がつながった状態に仕上げる、日本伝統の高度な折り紙技法のことです。
連鶴(れんづる)は、一枚の紙から複数の鶴を切り離さずに折り上げ、羽や体の一部でつなげた状態に仕上げる折り紙の技法です。江戸時代の折り紙書「秘傅千羽鶴折形(ひでんせんばづるおりかた)」に記録されており、日本の折り紙文化を代表する伝統技法のひとつとして知られています。
連鶴の最大の特徴は、鶴同士がつながっている点にあります。紙を事前に切り込んで複数のパーツに分割し、それぞれのパーツを鶴に折り上げながら、切り込みを入れていない部分でつながりを保ちます。結合部の数や位置によって、2羽・4羽・8羽・49羽など様々なバリエーションが存在します。
代表的な連鶴の種類として以下のものが挙げられます。
- 「二つ折り」(2羽がつながった基本形)
- 「妹背山(いもせやま)」(2羽が向き合う形)
- 「百鶴(ひゃくづる)」(多数の鶴がつながった作品)
連鶴は折り紙の技術力と正確な切り込み入れが求められる高度な作品で、現代でも工芸品や贈り物として制作されます。また、日本の無形文化財・伝統工芸の観点からも評価されており、折り紙愛好家の間で受け継がれています。一枚の紙でつながった複数の鶴が持つ優美さは、日本の美意識を体現するものとして国内外で高く評価されています。
使い方・例文
結婚祝いの贈り物として、一枚の和紙から2羽の鶴がつながった連鶴を折り、色紙に貼って贈った。
この用語をシェア
最終更新: