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若山牧水とは?

わかやまぼくすい

若山牧水とは、明治から昭和初期に活躍した日本歌人で、自然・旅・酒を愛した叙情豊かな短歌で知られています。

若山牧水(わかやままきすい、1885〜1928)は、明治後期から昭和初期にかけて活躍した日本歌人です。宮崎県臼杵郡東郷村(現在の日向市)に生まれ、本名は若山繁(しげる)といいます。早稲田大学在学中から短歌の創作に励み、自然詠・旅の歌・酒の歌を中心とした独自の叙情世界を築きました。

牧水の歌風は、口語的なリズムと純粋な感情表現が特徴で、難解な漢語表現を避け、誰もが共感しやすい平易な言葉で自然や人の心情を詠みました。代表的な歌として「白鳥は哀しからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ」がよく知られています。

生涯に渡る旅を愛し、全国各地を巡りながら詠んだ旅の歌は「旅の歌人」とも称される所以です。また無類の酒好きでも知られ、「幾山河越えさり行かば寂しさの はてなむ国ぞ今日も旅ゆく」など、旅と孤独を詠んだ作品にその人となりが滲み出ています。

歌誌「創作」を主宰し、後進の育成にも力を注ぎました。生涯に詠んだ歌は数万首に及ぶとされ、歌集「海の声」「別離」「みなかみ」などが代表作として知られています。43歳の若さで亡くなりましたが、その叙情的な歌の世界は現代も広く愛されています。

使い方・例文

「国語の授業で若山牧水の『白鳥は哀しからずや』を習い、その孤独感を表した美しい表現に心を打たれた」のように、近代短歌の授業や文学の紹介で登場します。

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