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珉平焼とは?

みんぺいやき

珉平焼とは、江戸時代後期から淡路島で焼かれた陶器で、鮮やかな緑釉や黄釉の彩色と精巧な彫刻を特徴とする兵庫県を代表する焼物です。

珉平焼(みんぺいやき)は、江戸時代後期の1831年(天保2年)頃、現在兵庫県南あわじ市(旧・三原郡)に開かれた陶窯に始まる焼物です。創設者の賀集珉平(かしゅうみんぺい)の名を冠しており淡路島を代表する伝統工芸のひとつとして知られています。

珉平焼の最大の特徴は、発色豊かな色釉の使用と精巧な細工にあります。とくに「珉平緑」と呼ばれる明るいエメラルドグリーンの釉薬が有名で、黄・白・瑠璃色など多彩な釉色も用いられます。また、型押しや手彫りによる立体的な文様表現も特徴で、花・鳥・松などの自然モチーフが丁寧に施されています。

賀集珉平は京都の陶工に技術を学んだとされ、当初は京焼の技法を基礎にしながら、独自の様式を確立していきました。幕末から明治期にかけては輸出向けにも生産され、「淡路焼」として海外にも紹介されました。

代表的な作品には、茶道具・花器・置物・食器などがあり、精緻な造形と華やかな彩色が好まれました。現代においても産地の窯元が伝統を引き継ぎつつ制作を続けており、兵庫県の郷土工芸品として親しまれています。

使い方・例文

淡路島の土産店で、明るい緑や黄色の釉薬が施された小皿や置物として珉平焼を目にすることができます。

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