他者の心の問題とは?
たしゃのこころのもんだい
他者が自分と同じように主観的な内的経験・意識を持っているかどうかを知ることができるかという哲学的問題です。
他者の心の問題とは、自分自身の意識・感覚・感情は直接知ることができるが、他者の内的状態は外側から行動・言語を観察するしか方法がなく、他者が自分と同様の主観的経験を持つことを確かめる手段がないという認識論的問題をいう。類推による解決(自分と同様の行動をする他者は同様の経験を持つはず)・行動主義的解決・相互主観的解決などが提唱されているが、決定的な解答は未だない。
使い方・例文
ウィトゲンシュタインは、自分だけが知る内的感覚に対して「私的言語」を作ることはできないという論証を通じて、他者の心の問題へのアプローチを変えようとした。
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