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デイビッド・ダグラス・ダンカンとは?

でいびっど・だぐらす・だんかん

デイビッド・ダグラス・ダンカンとは、朝鮮戦争やベトナム戦争を前線記録し、戦場のリアルを世界に伝えたアメリカの報道写真家です。

デイビッド・ダグラス・ダンカン(David Douglas Duncan、1916〜2018年)は、アメリカの報道写真家で、戦争写真のパイオニアとして20世紀の写真史に名を刻みました。102歳という長寿を全うし、長期にわたって精力的に活動を続けました。

第二次世界大戦中から「ライフ」誌のカメラマンとして活躍し、太平洋戦線を記録しました。しかし彼の名を不動のものにしたのは朝鮮戦争の取材です。1950〜51年にかけて最前線に入り込み、凍てつく寒さのなかで戦う米海兵隊員の疲弊と人間性をドキュメントした写真集『This Is War!』(1951年)は、戦争の悲惨さを生々しく伝える作品として高く評価されました。

ダンカンの写真の特徴は、英雄的な戦士を描くのではなく、過酷な状況のなかにある人間の表情や感情を正直に記録する点にあります。疲れた表情、凍傷にかかった手、仲間を失った悲しみなど、戦場の真実を伝えることを自らの使命としていました。

また、ダンカンはパブロ・ピカソとの交友でも知られ、ピカソの私生活を捉えた写真集も刊行しています。戦争写真と芸術写真の両方で独自の足跡を残した、稀有な経歴の持ち主です。アメリカの写真ジャーナリズム発展に多大な貢献をした写真家として評価されています。

使い方・例文

「ダンカンが朝鮮戦争で撮影した米兵の表情は、戦場のリアルを赤裸々に伝える報道写真の教科書的事例として今も引用されます。」

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