サービスクォータとは?
さーびすくぉーた
サービスクォータとは、クラウドサービスや APIにおいて、利用リソースや呼び出し回数に設定された上限値のことです。
サービスクォータ(Service Quota)とは、クラウドコンピューティングサービスやWeb APIにおいて、ユーザーやアカウントが利用できるリソース量・操作回数・同時接続数などに対して設定された上限値のことです。「制限値」「レート制限」「利用上限」などとも呼ばれます。
クラウドプロバイダーがサービスクォータを設ける主な理由は以下のとおりです。
- サービス全体の安定性と公平な利用の確保
- 特定ユーザーによるリソースの独占防止
- コスト管理と意図しない過大課金の防止
- セキュリティ上の不正利用抑止
AWSではサービスクォータの専用管理コンソール(Service Quotas)が用意されており、EC2インスタンス数・Lambda関数の同時実行数・S3バケット数など、サービスごとの上限を一覧で確認・引き上げ申請できます。GCPやAzureでも同様の仕組みが提供されています。
クォータには「ソフトリミット(申請により増加可能)」と「ハードリミット(変更不可の絶対上限)」の2種類があります。システム設計の段階でクォータを把握し、必要に応じて事前に引き上げ申請を行うことが、本番環境での予期しないエラーを防ぐために重要です。APIを大量に呼び出すシステムでは、クォータ超過による429エラー(Too Many Requests)への対処も設計に含める必要があります。
使い方・例文
AWSでLambdaを利用する際、同時実行数のサービスクォータに達すると新たな関数の実行が拒否されるため、大規模なシステムでは事前にクォータの引き上げ申請が必要です。
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