企業結合とは?
きぎょうけつごう
企業結合とは、合併・買収・子会社化などにより複数の企業が一体化または支配従属関係に入ることを指す会計・法律上の概念です。
企業結合(きぎょうけつごう、Business Combination)は、会計基準および企業法制において、ある企業が他の企業を取得・合併することによって、複数の事業体が経済的に一体となるか、一方が他方を支配する関係に入ることを指す概念です。日本では「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号)がその会計処理を定めています。
企業結合の主な形態には以下があります。
- 合併(Merger):複数の法人が一体化し、一方または新会社として存続する
- 株式取得(Acquisition):他社の株式を過半数以上取得して子会社化・関連会社化する
- 事業譲渡:事業の一部または全部を別法人に移転する
- 株式交換・株式移転:完全親子会社関係を形成するための組織再編手法
会計処理においては、国際財務報告基準(IFRS)・日本基準とも原則としてパーチェス法(取得法)を採用します。取得企業は被取得企業の識別可能な資産・負債を公正価値で計上し、支払対価との差額をのれん(Goodwill)として認識します。のれんは日本基準では20年以内の定額償却、IFRSでは償却せず毎期減損テストを行う点が大きな違いです。
企業結合は事業拡大・シナジー創出・市場シェア獲得などを目的として行われますが、独占禁止法上の審査(企業結合審査)も必要となる場合があり、大型案件では公正取引委員会の承認が求められます。
使い方・例文
A社がB社の全株式を取得して完全子会社化する際に、取得原価と純資産の差額を「のれん」として計上する会計処理が「企業結合の会計基準に基づく」として登場します。
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